フリーアナウンサーの馬場典子(48)が、安倍晋三元首相の国葬が営まれた27日、インスタグラムを更新し、複雑な思いをつづった。

馬場アナは、「政治家の人生は、その成し得た結果を歴史という法廷において裁かれることでのみ、評価される」と、2019年に101歳で亡くなった中曽根康弘元首相の遺した言葉を引用。「中曽根康弘氏の言葉からすると、まだ、真に安倍元総理を評価できる時期ではないように思う」としつつ、「ただ、故人が安らかであるようにと手を合わせる、という心も大切であると思う」とつづった。

賛否が別れた安倍氏の国葬は27日、東京・日本武道館で営まれ、一般向けの献花台に向かう人たちで長蛇の列ができた。一方、規制外の九段下交差点などでは「国葬反対」を訴える数多くのデモ活動が行われた。