東映は30日、米ハリウッドでも使用される最先端の撮影手法「バーチャルプロダクション」に取り組む部門を10月1日に東京撮影所に発足すると発表した。

また同撮影所No.11ステージに横30メートル×縦5メートルのLEDウォールを設置し、日本最大のLEDスタジオとしてリニューアルし、来年1月から運用開始することも併せて発表。バーチャルプロダクションとは、背景のLEDパネルに仮想空間の映像やCGを映し、その前で実物の被写体である俳優が演技するのを撮影、合成する。配給会社が、自前でLEDスタジオを保有・運用するのは国内初めて。