新潟出身の演歌歌手小林幸子(68)が2日、新潟・津南町で、魚沼産コシヒカリから作った新ブランド米「越後情話」の初収穫を行った。故郷の農業支援と過疎対策のために立ち上げた事業の第1弾で「立派な黄金色の稲穂が育ちました」と笑顔で田んぼに立った。「お米を食べる人も、農業に携わる人も減っている。(危険・きつい・汚いの)3Kなんて言われることもあるけれど、ハイテク化で変わってきている。農業は楽しいということを広めたい」。この日は事業に賛同する大相撲立浪部屋の立浪親方も参加、支援者らにちゃんこ鍋を振る舞った。

また、9月30日に72歳で死去した落語家三遊亭円楽さんについて「キャラクターとしては毒舌だけど、素顔はとても丁寧で優しい人でした」と悼んだ。