創立60周年を迎えた日本歌手協会が9日、東京・中野サンプラザホールで「第49回歌謡祭」の第5部公演を行った。前日8日とこの日の2日間で計5公演を開催した。

風見しんご(60)は真っ赤な和服を着て登場し、「10月に還暦を迎えました」と説明。そしてヒット曲「僕笑っちゃいます」を歌唱した。

来年1月から米ロサンゼルスに語学留学することを発表済み。この日は、渡米前、人前で歌唱する貴重な機会になった。

風見の妻と次女は6年前から米国で暮らしており、風見は都内で1人暮らし。「語学留学というと聞こえがいいが、娘と奥さんは日常会話が英語。私だけ英語が分からなかった。それに、コロナで2年間会えなかったから」と説明し「ありがとうございました」と、客席に“最後のあいさつ”をしてステージを後にした。