女優戸田恵梨香(34)が13日放送のフジテレビ系対談番組「ボクらの時代」(日曜午前7時)に出演し、コンプライアンス時代に女優として「悔しい」と述べた。永野芽郁(23)、高畑淳子(68)との対談で語った。

世の中の声と女優業について語る中で、「そういう声とかで、ドラマや映画の世界にたくさんのコンプライアンスができてしまったというのがいちばん悔しい」と語り、「ヤクザのお話なのにヤクザがシートベルトをするとか。なんだその手間はと」と苦笑い。「昔の作品を見ると、表現の自由がたくさんあって、表現方法やテーマもたくさんあった。今はあまりにも限られすぎいている」と語った。

また「この芝居をできるようになろうとか、克服しようとか、自分に目標が作れなくなくなったら、コンプライアンスを守っていたら限界がくる。お芝居やり続けられるんだろうかと自問自答する」と女優としての思いを語り「若い時は死ぬまで役者を続けたいと思ったが、最近はそうじゃない人生もあるなと思います」と話した。