関西の名物パーソナリティー浜村淳(87)が、女優松原千明さん死去の報道をめぐり、レギュラー出演するMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」で、事実と異なる発言をしたことについて、浜村が所属する昭和プロは25日、公式サイトに謝罪文を掲載。松原さんの遺族らに向けて「おわび」をした。

問題発言があったのは、17日放送の「ありがとう浜村淳です」で、同事務所は「松原千明さんがお亡くなりになったニュースを話題に取り上げました際、弊社所属の浜村淳が、新聞記事の『薬物過剰摂取』という言葉を拡大解釈し、事実とは異なる発言を致しました」と説明。「ご遺族の方、関係者の皆さま、およびリスナーの皆さまに深くおわび申し上げます」と謝罪した。

浜村は17日放送分で、10月8日に急死した松原さんの記事紹介の際に、死因について「覚醒剤の影響では」との旨の発言をした。

発言をめぐっては、浜村自身が22日の放送分で、「意味の取り違えをした形です。この点に関しまして、関係者のみなさま、およびリスナーのみなさまに深く深くおわびを申し上げます」と番組内でも謝罪。

続けて、浜村は「新聞記事の『薬物過剰摂取』という言葉を拡大解釈しまして、『覚醒剤とか麻薬の影響があるのではないか』という表現をいたしました。実際に新聞記事を確認しましたら『麻薬』『覚醒剤』といった言葉は記事には載っておりませんでしたので、意味の取り違えをした形です。この点に関しまして関係者の皆さま、リスナーの皆さまに深く深くおわびを申し上げます」と深くおわびの意向を示していた。

また、同番組の公式サイトでも、すでに「メインパーソナリティーの浜村淳氏が、事実確認が十分になされない内容を主張する部分がございました。番組内で複数回訂正をいたしましたが、MBSラジオとして訂正が不十分であったと認識しております。関係者の皆さまにおわび申し上げます」と謝罪している。