NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の11月30日に放送された第43話の平均世帯視聴率が16・2%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・2%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、ラグビーカフェ・ノーサイドで、舞からのメールを久留美(山下美月)が読んでいると、舞の兄の悠人(横山裕)が現れる。久留美は悠人から会社を辞めたと聞かされ、久留美は舞にそのことを伝える。心配した舞は悠人に電話をするが、悠人にええ感じで空を飛んでいるのか? と聞かれ、言葉に詰まってしまう。大河内教官(吉川晃司)の指導は厳しく、飛行訓練は日々、その難易度を上げていた。舞は懸命に勉強を続ける。