TBSは11月30日、東京・赤坂の同局で、定例社長会見を行った。BS-TBS伊佐野英樹社長は、4日放送の「サワコ~それは、果てなき復讐」(日曜午後11時)最終回に期待感を示した。

伊佐野社長は、「10月から放送中の連続ドラマ『サワコ』もクライマックスです。今度の日曜日が最終回。台本を読んでいませんが、結末が楽しみ。ちょっと怖いですが非常に楽しみにしております」と語った。

配信も好調といい「先ほど確認してきましたら、TVer(ティーバー)のランキングが22位でありました。(日曜放送で)月火水でこの順位。上位はなかなか人気のドラマが多い。最終回の爆発を楽しみにしている」と地上波の人気ドラマに食い込んでいることを明かしつつ、ラストに注目した。

「サワコ-」では、性的シーンが随所にあるため、俳優の身体的、精神的な安全を守る、インティマシー・コーディネーターを初めて導入したことも話題となった。先月4日に発表された「2022ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語の中に、「インティマシー・コーディネーター」が入るなど、世間的にも注目を集めている。伊佐野社長は「注目されることはドラマ界、映画界にいいこと。注目されることの1つのきっかけになれたならいいことだと思います」とコメントした。

「サワコ-」は、同名コミックが原作で、趣里(32)演じる主人公のサワコが、深川演じる元同僚のマチカの人間関係に侵食し、破壊していくラブホラーサスペンス。