NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の2日に放送された第45話の平均世帯視聴率が14・7%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・5%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、柏木学生(目黒蓮)と水島学生(佐野弘樹)がつかみ合いのけんかになった翌日、飛行訓練は悪天候のため中止になる。舞は大河内教官(吉川晃司)に、なぜ柏木学生が操縦訓練で迷子になるのか尋ねる。すると大河内教官はその問いに厳しい見解を示す。一方、柏木学生は一人で地図に多くの書き込みをしながら翌日のフライトの予習をする。そんな柏木学生を、矢野学生(山崎紘菜)はプレッシャーを感じているのだろうとおもんばかる。

チームの仲間は柏木学生のために体を使ってイメージできるよう手助けする。