東京・歌舞伎座で「十二月大歌舞伎」が5日、初日を迎えた。

2カ月連続で行われる「十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台」の2カ月目。夜の部「口上」で市川團十郎白猿(44)は「團十郎の名跡を相続いたす上からは、なお一層、全身全霊にて精進いたす、市川宗家としての覚悟でございます」と述べ、にらみも披露した。

長男市川新之助(9)は「ひとかどの歌舞伎役者になれるよう一生懸命相務めますれば、よろしくお願い申し上げたてまつります」と述べた

市川左團次が披露口上を述べ、市川右團次、松本幸四郎、市川猿之助らが並んだ。

團十郎は昼の部「京鹿子娘二人道成寺」、夜の部「助六由縁江戸桜」に、新之助は昼の部「毛抜」に出演。長女市川ぼたんは夜の部「團十郎娘」に出演。