俳優大泉洋(49)が10日、都内で、主演映画「月の満ち欠け」(廣木隆一監督)の舞台あいさつに出席し、厚底シューズを履いてSnow Man目黒蓮(25)との身長勝負に勝利したことを喜んだ。

キャスト入場時から、先頭を歩いてきた目黒の笑いが止まらなかった。その理由は、大泉が念願の超厚底シューズを履いてきたからだという。

大泉は「気持ちが高ぶっているのか、いつもより視界が高く感じます」と、最初のあいさつからジョークたっぷり。これに耐えられなかった目黒が「厚底がすごすぎて、見たことないです、そんな厚いやつ!今日僕より身長高いですよね」とつっこんだ。

それでも大泉は知らん顔で「キミ、ちょっと小さくなったか?忙しすぎるのか?」とジョークを続けた。しかし、我慢ができなくなったのか「お前がいつも厚底履いてくるから、発注したんだよ!(笑い)。衣装さんが竹下通りで買ってくれたんだよ!」と厚底シューズの”不正”を認めた。そして「目黒蓮に勝ちたいがためにすみません」と謝罪し、最初から大泉のペースでイベントが進んでいった。

同作は、17年に直木賞を受賞した作家の佐藤正午氏の同名小説が原作。妻子を亡くした主人公・小山内堅(大泉)と、27年前にある女性に猛烈に恋をした三角哲彦(目黒)という無関係だったはずの2人が「瑠璃」という名の女性の存在で交錯する壮大なラブストーリー。

ほかに有村架純(29)、柴咲コウ(41)も登壇。