KinKi Kidsが25日、CDデビュー25周年コンサートの東京ドーム2日目公演を開催した。過去行ってきた全503公演の累計動員数が、この日で1000万人を超えた。あらためてファンへの感謝を伝え、「キンキらしさ」を貫く全21曲を熱唱した。

▽堂本光一

25周年にあたって、あらためてそのファンの皆さんだったり、スタッフの方だったり、久しぶりに会う方々もいたりして。支えみたいなものをすごく感じる1年でした。

東京ドームという場所でこれだけ(この日で64回目)長く多くやれるっていうこと自体も、あらためてとんでもないことだなと思います。何よりもすごいのは、それだけずっとついて来てくださったファンの皆さんです。

コロナ禍で、状況に合わせた演出をさせていただいている中でも、ファンの皆さんがそれに合わせて楽しんでくれて、空気を作ってくれるんです。ある意味、世界一マナーのいいファンなんじゃないかなって。勝手に思っています。長くやってきたかいがあったというか。ファンの皆さんと共に時代を歩めてるんだな、と感じます。

1000万人というのは、あらためて数字にされるととてつもない数字ですよね。じゃあ、やっぱりそれに見合ったことをしたいなと。25周年というのもそうですけど、自分はちゃんと感謝を伝えられているんだろうか、お返しができているんだろうか、という思いが大きいですね。

昔からそうなんですけど、先のことはあんまり考えていないんです。とにかく、いい「今」を、ね。一生懸命生きることなので。まあ、それはこれからも変わらないんです。でもやっぱり時間は無限じゃないですし、それこそ今日の東京ドームに立った時もそうですけど、時代と共に景色も変わっていくので。1つ1つの景色とか、そういうものを大事にしていきたいです。