フリーアナウンサー赤江珠緒(48)が12日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「たまむすび」(月~木曜午後1時)に出演。同番組と「金曜たまむすび」(金曜午後1時)が3月いっぱいで終了することについて言及した。

番組終了については、この日の日刊スポーツが報じていた。番組冒頭で赤江アナが「ちゃんと記事になったんですよ」と本紙記事を読み上げると、「終わるんですよ、3月に」と番組終了を認めた。

赤江アナは「本当はね、自分の口からリスナーさんに、2月くらいにお話ししようと思っていたんですけど、まだバタバタしていて、実際に決まっていないこともありますし、お話しできることにも限りがあるので、ちゃんと整ってからご報告しようと思っていたんです」と胸中を明かした。そして「ありがたいし、大好きな場所であることは間違いないです」と番組への思いを語った。

赤江アナは番組終了の理由について、「(木曜レギュラーの)土屋(礼央)さんとの音楽性の違い」とボケつつ、「本当に大好きでありがたい場所だった。(一番は)6歳の子供です。まだ時計も読めないけど、小学生になると読めるだろうけど、まだ時間軸の概念がない。そんな時に、もうちょっと一緒に過ごしたいなと。ずっと生放送の帯番組だと、放送が中心の生活になって、気づいたら何年もたってしまっていた。子供もこんなに大きくなってしまっていて。仕事の量をちょっと減らして、ここで帯は終わらせていただきたいなとなったわけです」と明かした。

その上で「やりたいことはたくさんあるし、この番組をここまで育ててくれたTBSさんとか、リスナーさんと一緒にいたいという思いはものすごくあるんだけど、それでもやっぱり今やらなければいけないことの『第1位』、と言われると、ちょっとね…子供みたいなね、感じがありまして」と率直な思いを語った。

同番組は12年4月にスタートし、赤江アナが同局ラジオの「昼の顔」として人気を博した番組。カンニング竹山、山里亮太、博多大吉、土屋礼央といった曜日ゲストも売れっ子ばかりで、ざっくばらんな掛け合いが好評だった。聴取率も好調で、昨年9月には東京・日本武道館での有観客イベントを成功させるなど、赤江アナのライフワークともいえる番組だったが、熟考の末、11年続いた番組を終了することを決意したという。番組関係者によると、強く慰留したが、最終的には赤江アナの意思を尊重する形になったという。