体調不良のため昨年から休養していた中居正広(50)が14日、テレビ朝日系情報番組「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)に出演。レギュラー番組の出演を再開し、「ご迷惑ご心配をおかけしましたけれども、今日からよろしくお願いします」と笑顔で本格復帰を果たした。

番組冒頭「この番組的にあけましておめでとうございます。よろしくお願いします」と笑顔であいさつ。共演者に「おかえりなさい」と祝福された。

さらに「元気ですかね?」と共演者に質問。「僕が元気ですと言うと、『元気をアピール』『元気を強調』って、別に強調はしてないのよ。皆さんから声とか感じとかを。それを聞いたら本当に元気とわかるので」と笑わせた。

現在の体調について聞かれると「万全ですよね」と断言。「10月から比べれば良いでしょ?10月ヤバかったじゃないですか?」と振り返り、朝日奈央から「心配だった」、劇団ひとりから「正直心配だったですよ」と気遣われると、中居は爆笑。中居は「これ、僕が言っちゃダメ」と笑い続け、劇団ひとりから「めちゃめちゃ気を遣いましたから。何でもないフリするのが大変だった」とツッコまれると、「そんなこと言わないでくださいよ。そういうこと言わないでいただきたい」と謝った。

劇団ひとりから「休養中、何していたの?」と聞かれ「暇過ぎちゃって、ずっと伸びたひげ触っていた」と自虐。中居は「心配された方も、僕調べですけれども17、18人。ご迷惑をおかけしてしまったのは多々いましたので」とボケながら、あらためて「ご迷惑とご心配をおかけしましたけれども、今日からよろしくお願いします」とあいさつした。続けて「今の、冒頭に持ってきておいて」と、編集で“殊勝な謝罪スタート”にするよう要望し笑いを誘った。

休養中には、普段あまり見ない自身に関するネットニュースを見ていたといい「僕がまいた種なので、あやふやにしていたんで」とした上で「ポチッと見たら『それはないわ』『そんなんじゃないわ』って言うのが多かった」と説明。昨年には「年内死ぬみたいな、あったの。年内死ぬって出てて。みんな、俺が死ぬと思っていたの?」と共演者を笑わせた。

その報道後に知人や仲間から多くの連絡が寄せられたといい「みんな、それに惑わされて連絡来るのよ」と話すと、共演する劇団ひとりに対しても「ちょっとは死ぬと思ってたの? ちょっとはあったでしょ!」とツッコみ、劇団ひとりが「思ってません!」とあわてて対応。「俺殺されるのかなって。元気なんだけど」と、中居節全開で場を和ませた。

中居は昨年7月、急性虫垂炎のため入院。一時復帰したが11月再度休養に入り、当初1カ月を予定していた療養期間を年内いっぱいに延長するなど体力の回復に努めてきた。

「キャスターな会」は13日、番組公式サイトなどで中居の出演を告知。「1月14日放送の『中居正広のキャスターな会』にMC中居さんが復帰されます。新年初放送をお楽しみください」とコメントを掲載した。また、同日のニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜午後11時)の復帰も発表されている。