「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」のドラマーとして活躍したミュージシャン高橋幸宏さんが、死去したことが15日、分かった。70歳。

高橋さんは21年8月に闘病生活での治療に専念するため、音楽活動の休止を発表。以降もSNSの更新は続けており、最後の投稿は昨年6月だった。誕生日を迎えた際にインスタグラムに「みんな、本当にありがとう。from ユキヒロ」とつづったほか、数日後には愛犬を抱く妻喜代美さんの姿も投稿していた。

インスタグラムでは主に愛犬との様子をおさめた投稿が多かった。ツイッターには昨年5月にNASAの切手発売を紹介する矢野顕子さんの投稿を引用する形で「いいな、それ!」と反応していたほか、首輪をつけた犬を発見した東海大付属福岡高校女子サッカー部の投稿を引用しながら「早くけいさつ助けてあげて欲しいな!僕も動けないし、、、」とつづるなどしていた。

22年3月には治療について「昨日、諸々の結果がでましたよ。それぞれの治療がちゃんと機能してなかなかの結果になってました。そこは嬉しい、、、」と順調な経過を報告していた時期もあった。早すぎる死を惜しむファンらの声は投稿にも届き、「俺に青春をありがとうございました。お疲れさまでした」「幸宏さんが残してくれた作品、ずっとずっと大切に聴き続けます!ありがとう幸宏さん!」「ワタシの青春でした。悲しい。安らかに…」「最後の投稿が奥様とワンコ。幸宏さんが愛にあふれた人だったとわかります」といったメッセージが並んだ。

高橋さんは、1952年(昭27)、東京都生まれ。加藤和彦率いる「サディスティック・ミカ・バンド」に参加の後、78年ソロデビューアルバム「サラヴァ!」を発表。同年、細野晴臣(75)坂本龍一(70)と共にYMOを結成。高橋さんが作曲した「ライディーン」などがヒットし、国内外に社会現象的なテクノポップ・ブームを巻き起こした。

83年にYMO散開(解散)後も、ソロやさまざまなユニットへの参加、アーティストへの楽曲提供やプロデュースなど数多くの作品を発表。ファッションデザイナーとしての顔も持つなど、多才だった。