女優北川景子(36)主演のフジテレビ系連続ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(月曜午後9時)の第2話が16日に放送され、平均世帯視聴率が7・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。第1話は10・5%だった。

平均個人視聴率は4・7%。第1話は6・4%だった。

北川は同局看板ドラマ枠「月9」出演5作目にして初の主演を務め、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(ひいらぎ・しずく)を演じる。柊木と周囲を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメントドラマ。裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院(ロースクール)「青南ロー」が舞台となる。脚本は「ラジエーションハウス」シリーズの大北はるか氏と神田優氏が務める。

第2話は、青南ロー卒業後も司法試験合格を目指していた田辺浩(田村健太郎)が倒れて病院に運ばれたところから始まる。柊木は桐矢純平(前田旺志郎)から、田辺が藍井仁(山田裕貴)からひどいことを言われていたと聞き、藍井に事情を尋ねるが「受かる見込みのない学生に夢を与えても人生を台無しにするだけ」と告げられ、柊木は反論する。

翌日、柊木は「志望動機書」を配り、学生たちのことをもっと知りたいと考えたが、藍井に鼻で笑われる。そんな中で柊木が行う実務演習の課題は「銭湯」。タトゥーがある男性Xが銭湯の店主に入店を拒否され、それでも無理矢理入ろうとするXは店主に押され転倒して負傷。Xは店主に治療費と慰謝料合わせて1000万円の請求を求めた。柊木は学生たちにXの請求について検討するよう促す。Xの請求について話し合う生徒たち。照井雪乃(南沙良)や真中信太郎(高橋文哉)らほとんどの学生が妥当ではないと答える中、水沢拓磨(前田拳太郎)が依頼を引き受けると言ったことで続きは翌週の授業に持ち込まれることに。

その日の授業終了後、柊木は学生たちから「志望動機書」を受け取るが、水沢はなりたい職業に「弱者を救う弁護士」と書き、桐矢は同項目に書いた文字を修正テープで消していた。また、天野向日葵(河村花)はほぼ空欄で、好きな食べ物に「冷凍みかん」とだけ書いていた。