A.B.C-Z塚田僚一(36)が17日、東京・シアター1010で、主演舞台「風が強く吹いている」(18~22日、同劇場)の取材会を行い、一部シーンを公開した。

箱根駅伝を描いた作品。一回りシャープな体になった塚田は「ランナーの体に仕上げました」と笑みを見せた。普段取り組んでいるボディービルとはまったく違う体作りを、昨年12月の舞台「ジャニーズ伝説」出演と並行しながら行った。

体作りの方法について「動物性のタンパク質を減らしながら、お魚のタンパク質を取るようにしました。(減量のため)『ジャニーズ伝説』では、本番で使うエネルギーの分だけの食事をしていました。干し芋とか、サバの缶詰めとか…」と明かした。

スポーツをテーマにした舞台に出演することに、塚田は「めちゃくちゃうれしいですし、楽しみです。ライブで生まれた熱量を感じ取ってもらいたい」とメッセージを送った。

塚田の座長ぶりについて、DISH//の矢部昌暉は「テレビで何度も見させていただいてた通り、明るくて優しい方。心から塚田さんについていきたいと感じました」、ジャニーズJr.の冨岡健翔も「お芝居を作り上げて、引っ張っていってくれて、いろんなアイデアを出してくれる。本当に頼りがいのある優しい先輩」と話した。

また西村菜那子は、矢部と高校で同級生だったことを明かし「1年生で同じクラスでした! まさか同じ舞台に立つとは思っていなかった」と共演を喜ぶと、矢部も「保健委員を一緒にやってました」と応じていた。

原作は三浦しをん氏の同名小説。