NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第16週振り返りが21日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

第16週「母と私の挑戦」は、浩太(高橋克典)の遺志を継ぎ、社長となっためぐみ(永作博美)。舞(福原遥)はパイロット内定の話を辞退し、めぐみとともに会社の立て直しに取り組む。経費削減や人員整理を行い、融資元の信用金庫から返済期限の延長を得る。そのことを舞は祥子(高畑淳子)に電話で報告すると、祥子の家に住み込んでいた朝陽(又野暁仁)が、初めて友達を連れて来て、学校にも行こうとしていると聞く。それぞれが前に進みだしている。舞は笠巻(古舘寛治)からネジの作り方を一から習う。そして悠人(横山裕)が帰宅し、めぐみにある提案をする。

そして第17週「大きな夢に向かって」の予告も放送された。2013年夏。舞(福原遥)がIWAKURAに入社して4年がたち、取引先から信頼される営業のエースになっていた。会社の業績も右肩上がりで発注も増え、社長のめぐみ(永作博美)は機械を増やすか悩む。

一方、貴司(赤楚衛二)は八木(又吉直樹)から古本屋・デラシネを託され、短歌を作り続けていた。そして舞は、浩太の夢を実現すべく、航空機産業支援セミナーに参加しようと提案する。舞の熱意をめぐみも理解し、その提案を受け入れる。IWAKURAの飛行機部品作りの最初の1歩を、舞は踏み出す。

予告映像で、4年後の舞と久留美(山下美月)は大人っぽい女性の雰囲気を漂わせていた。舞は貴司と笑顔で話し、久留美は指輪? の箱を手にするシーンがあった。それぞれの恋愛の行方も気になるところだ。

ツイッターには「予告のくるみちゃん、指輪もろてた?サンドイッチ先生、ほんまに独身やったん?サンドイッチ実家、大丈夫なん?」「くるみさん上手くいってくれぇ」「舞ちゃんと貴司くんは… 私は幼なじみの関係の方がいいけど…」「予告の貴司の視線の先にいる女性は舞よね?(そうであって欲しいという私の希望目線)」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。