シンガー・ソングライターで俳優の松下洸平(35)が第47回エランドール賞の新人賞を受賞し2日、都内で3年ぶりに行われた授賞式に出席した。

昨年は「やんごとなき一族」(フジテレビ系)「アトムの童」(TBS系)と注目作への出演し、注目を集めていた。

松下は「自分でやった仕事に対して、自分で評価するのが難しい仕事。賞をいただくことで、自分がやってきたことは間違ってなかったと思う。一度しかいただけないものをいただけたのは、胸を張って家族に自慢してもいい。いい機会をいただいた」と感謝。「去年もおととしも明確にこうなりたい!って強く思いすぎないのが次につながる。いい形に未来につながれば」と前を向いた。

歌手と俳優の二刀流としても円熟味が出てきた。「(歌手と役者で)立つステージが違うので、無意識に切り替わる。今年もしっかり両輪で頑張れるように。舞台はホーム、すべての原点。今年も舞台には挑戦させていただく。自分の意思で守っていかないといけないもの。自分のホーム、原点を忘れないように続けていく」と力強く宣言した。

サプライズゲストには、「最愛」(TBS系)で共演した俳優井浦新(48)から「洸平くんがこのような評価をいただけたことが、僕もうれしく思っています。今度いつか現場で対峙(たいじ)したらどんなことができるんだろうね。その日が来ることを楽しみにしています」とエールを送られた。

中川大志(24)芦田愛菜(18)岸井ゆきの(30)間宮祥太朗(29)奈緒(27)も新人賞を受賞した。日本映画テレビプロデューサー協会が優れた映像作品や俳優を選んで表彰される。