声優水瀬いのり、QuizKnockこうちゃん(25)と須貝駿貴(31)が4日、都内で、映画「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」(久保嶋江実監督)公開記念舞台あいさつに出席した。

NHK「ダーウィンが来た!」番組取材班による、生き物の貴重映像をまとめた作品。第4弾となる本作は日本列島が舞台となる。

前作に続きナレーターを務める水瀬は「自分の声を届けることに緊張はしたんですが、すてきな仕上がりになっているので、今日を迎えられてうれしいです」と笑顔を見せた。今作にはこうちゃんと須貝が出演し、作中でクイズを出題する新しい試みも。こうちゃんは「自分が映画の中に出ている!と。それだけで感動しちゃいました」としみじみと話し、須貝は「『ダーウィンが来た!』に自分が出ることができるなんて」と喜んだ。

またアニメ好きとして知られる須貝は、こうちゃんが「水瀬さん、ナレーションうま!って改めて思いました」とプロの仕事ぶりに脱帽すると、「遅い、遅いね。俺は10年前から知っている」とマウント。水瀬ファンの観客に対しても「分かってるからね、オペラグラス構えてるやつ。俺と一緒でしょ?」などと呼びかけた。

須貝の熱量に水瀬は「あと2、3年したら『俺が育てた』みたいなことを言いそうで嫌だな」とジョークを飛ばしつつ、振る舞いは“ファンの鏡”だったといい「応援しながらも、距離感をしっかり保って接してくださる。さすが、わきまえていらっしゃる」。また「頭のいい人たちって揚げ足とってくるのかなって考えちゃってたんですけど、優しくて、お兄さん的存在で癒やされました」と笑いを誘った。

イベントでも観客参加型でクイズ企画が行われた。水瀬が声を担当するキャラクター「ツノミン」について、「私が一番気に入っている特徴はどこでしょう? A頭のこぶ、Bドレス、C性格」と水瀬から出題されると、Cを選んだ須貝は「分かる分かる。水瀬さんって、『性格』なんですよね~」と自信たっぷり。しかし正解がAと発表されると、がっくりと肩を落とした。

水瀬は「Cでドヤ顔していた人たちは修行してください。まだまだ私のことが分かってない」と笑わせ、「QuizKnockの2人を欺けたのは誇りですね。非常にうれしいです」と楽しげだった。