King&Prince高橋海人(23)とSixTONES森本慎太郎(25)が、4月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「だが、情熱はある」(日曜午後10時30分)にダブル主演することが6日、分かった。高橋がオードリー若林正恭(44)、森本が南海キャンディーズ山里亮太(45)を演じ、2人の半生を描く。

極度に人見知りな超ネガティブの若林と、被害妄想と嫉妬に狂う山里。今や売れっ子の2人だが、幼い頃にねじ曲がった性格が確立され、いばらの道をもがき苦しみながら突き進んだ。実話をもとにした青春サバイバルストーリーだ。

若林と山里は、山里がゲスト出演した日本テレビ系「午前0時の森」収録後に高橋と森本と対面。それぞれが自身を演じると聞かされ、驚いていたという。山里は「ぽっちゃりのおかっぱが来るかと思っていた」とがくぜん。若林も「自分より3歳くらい年下の個性派俳優さんが演じると思っていたので、まさかジャニーズのおふたりに演じてもらえるとは…。俺たちの人生じゃなくて、(高橋と森本の)2人の人生をやりなよ」と言い、笑いを誘っていたという。

高橋は「出演させていただくにあたって若林さんへの印象が、ガラっと変わりました。いろいろな面で自意識過剰で、いろいろなことを気にして八方ふさがりになってしまうことが多い方なんだと。実は自分も意外と似たような面があったのでとても共感できました」と説明。「若林さんのエッセーを読んで共感できるところに折り目をつけていたのですが、半分以上に折り目がついてしまいました(笑い)」とコメントした。

さらに「おふたりのすごく長くて情熱的な青春を、みなさんと一緒に“追体験”していけたらと思います。丁寧に頑張ります」と誓った。

一方の森本は「山里さんのことをいろいろ調べていくと、僕はまったく共感ができませんでした(笑い)」と明かした。「でも今の山里さんがあるのは、過去の山里さんがあってこそで、より山里さんを好きになれる一歩だと思うとすごく楽しみです」とコメント。「今、テレビの世界で見るおふたりは成功者のイメージがすごく強いけど、その裏ではいろんな経験をされていて、知れば知るほど出てくる魅力がたくさんあると思います。何よりおふたりってちょっとネガティブですが、根本にあるお笑いに対しての好きな気持ちだったり、芯っていうものがしっかり通っていて、その根源にあるものを、映像を通してお伝えできたらと思います」と意気込んだ。