女優土屋太鳳(28)が7日、都内で、「アクターズ・ショート・フィルム3」完成報告会に出席した。元日にGENERATIONS片寄涼太(28)との結婚と妊娠を発表して以来、初の公の場となったが、約1時間のイベント内で自身についての具体的な言及はなかったが、舞台から去る際の報道陣からの声掛けには笑顔を見せた。

ピンクがかった赤色のロングドレス姿で登壇。右手中指と左手小指には指輪があった。自身初の監督を務め25分のショートフィルム作品をつくりあげた。「まさか監督として舞台あいさつをさせていただく日が来るなんて、人生は何が起こるか分からないなと実感しております。監督という仕事は、本当に難しい仕事でした。自分の心の中にあるものを形にしていく作業というのは、素晴らしい仕事だなと思います。だからこそ支えてくださったすべての方々に心から感謝しています」とあいさつした。

有村架純(29)とは初共演した。「相談というよりは、私が伝えたのは、セリフの速度を速くしたいのと、ドキュメンタリーとして撮りたいと伝えました」。有村からも「太鳳ちゃんの演出に心から寄り添えるように頑張るね」と言われたという。

二人三脚で撮影した。「あとは現場でセリフを合わせながら、心を通わせる感じだった。私たちの世代の役者さんって、現場で自然な画をすごく求められることが多かった。現場で求められる自然と、リアルの自然って何かちょっと違うと思うことも多かった。有村架純ちゃんと探りながら、撮影を進めさせていただきました」。初共演を終え「ご一緒させていただけて幸せでした」と笑顔を見せた。

同イベントには高良健吾(35)玉木宏(43)中川大志(24)野村萬斎(56)も出席した。

「アクターズ・ショート・フィルム3」はWOWOWで11日午後8時より放送、配信される。同企画はWOWOW開局30周年を記念して行われ、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6000本超のショートフィルムが集まる米アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ、ジョージ・ルーカスアワードを目指す。

第3弾となる「アクターズ・ショート・フィルム3」では、高良監督作には中島歩、染谷将太、玉木監督作に林遣都、土屋監督作は自ら主演も務め、有村架純と初共演、そして中川大志監督作に井之脇海、板垣瑞生、林裕太、野村監督作に窪田正孝と多彩な俳優陣が集結した。

土屋が監督を務める「Prelude~プレリュード~」は戦争の苦い記憶を抱えて生きていく家族と仲間の物語。祖父(S-KEN)、バレリーナの道を志したものの挫折感を抱えた歩架(土屋)、悲しみの中に沈む母(岩瀬頭子)、家族を優しく見つめる親友の桃子(有村架純)もまた、苦しい記憶を抱えて生きている。平穏な日常生活のなかで、大切な記憶を引き継いでいく。