歌手でタレントのDAIGO(44)が9日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」(3月24日公開)IMAXレーザープレミアイベントに、監督を務めたブレット・モーゲン氏(54)とともに出席した。

同映画は16年に69歳で亡くなった英国出身のミュージシャン、デヴィッド・ボウイさんのドキュメンタリー。デヴィッド・ボウイ財団初の公式認定を受けている。

DAIGOがモーゲン監督の後に登場すると、初対面で先制攻撃。いきなり自己紹介で「ジャパニーズ・フェイマス・コメディアン」と宣言し、会場を沸かせてペースを握った。

DAIGOは大のボウイファンを公言。「とにかくカッコいい。グラムロック時代に魅了されて。あとウチの妻も大好きで、ボウイの話で仲良くなった。人生で多大な影響を受けました」と妻の北川景子もファンであることを明かした。

司会から映画の印象を問われると、得意のDAI語をさく裂させた。「BOM」と浴びせると、モーゲン監督は困惑。それに気付いたDAIGOは慌てて「BEST OF MOVIE」と説明。続けて「あらためて感じられる映画になっている。歌だったりスタイルだったり苦悩だったりをこの映画で見られる。人生のバイブル」と熱く語った。

ボウイさんの好きな曲を問われると、DAIGOは「ジギー・スターダスト」をチョイス。旧芸名のDAIGO☆STARDUSTに拝借するほどだ。「ジギー・スターダストですかね。衣装だったり、コンセプトだったり。最後、(04年の)武道館ライブでやってくれて。1曲が持つパワーみたいなものをライブで感じた。最後にこの曲をやってくれて、全員ハッピーになって帰って行く。影響も受けた曲。ギターリフからすべて最高です」と振り返った。モーゲン監督は「サウンド・アンド・ヴィジョン」を挙げた。

イベントの最後には「デヴィッド・ボウイという1人のスーパースターの人生、ヒストリー、音楽、哲学、いろんなものが詰まっている。この映画を見てあらためて感銘を受けている。デヴィッド・ボウイのように、常にチェンジしていく精神で生きていきたい」と締めくくった。