世界200以上の国と地域のアニメ作品やクリエイターをたたえる授賞式「クランチロール・アニメアワード 2023」が4日、都内で開催され、フジテレビ系で放送されたアニメ「鬼滅の刃遊郭編」の外崎春雄監督が、最優秀監督賞を受賞した。

7回目となる同アワードが、アニメの聖地である日本で初開催された。ROLANDやケンドーコバヤシ、人気SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のメインキャラクターマイク役を演じたフィン・ウルフハード、乃木坂46賀喜遥香らがプレゼンターとして式典に花を添えた。

アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」で日本国内の興行収入(興収)記録を更新した外崎監督は、テレビアニメでも評価を受けた。「クリエイターが表彰されるというのは本当に素晴らしいことだと思います。その1人1人のクリエイターの皆さんを始め、多くの方々がいてこそ作品が完成し、日本をはじめとして世界中に作品を届けられているのだと思います。そして、その作品が届く場所が世界に対してはクランチロールだと思います。監督たちが作られた作品が多くの人に支持される場を作っていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。

アニメファンが選ぶ「アニメ・オブ・ザ・イヤー」は、「サイバーパンク エッジランナーズ」が受賞した。