今田耕司(57)が15日、よみうり大手町ホールで、同日に初日を迎える舞台「正偽の芸能プロダクション」の取材会に出席した。

今田と放送作家の鈴木おさむ氏のタッグで届ける演劇シリーズ第8弾。約2年ぶりの上演で、今回は芸能プロダクションを舞台に、経営者と所属俳優、芸人らをめぐる奮闘を描く。

感動的なシーンもあるといい、今田は「手応えしかないです。場内のすすり泣く声が俺の背中を押してくれます。芸能界の話ですけど、管理職のお偉いさんとか、社会全体のいろんなことに当てはまる話だと思います。誰が見ても楽しんでいただける作品です」と語った。

今田が演じるのは芸能プロの経営者役。「役作りは簡単でして、昭和の吉本の社員を思い浮かべていました」と笑わせ、鈴木氏の脚本についても「ひとつのお芝居として完結している中から二転三転と物語が続いていく感じがすごいなと。鈴木おさむ君の蓄積なのか、脚本を最初にもらったときは引いてしまいました」と振り返った。

取材会には、EXITのりんたろー。(37)、THE RAMPAGEの山本彰吾(27)、男性ブランコの平井まさあき(35)、久保田悠来(41)も登壇した。今田は「演技のプロの人は出ないので、気持ち勝負で」と笑わせ、「ぜひ配信もあるので、見ていただけたら」とPRした。