俳優草なぎ剛(48)主演のフジテレビ系カンテレ制作の連続ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10時)の第10話が20日、放送された。同時間帯にはツイッターで「#罠の戦争」が5話連続8度目の世界トレンド1位に輝いた。世界トレンドは第1話から1位、1位、1位、2位、2位、1位、1位、1位、1位、1位となった。

今作は愛する家族を傷つけられた鷲津亨(わしづ・とおる)が主人公。議員秘書から代議士となり、知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、あしき政治家を失脚させる痛快なリベンジエンターテインメント。

第10話で鷲津は、幹事長を退いた鶴巻(岸部一徳)の仕業だとにらみ、虻川(田口浩正)が鶴巻の私設秘書として永田町に戻ってきたことにも一抹の不安を覚える。しかし、竜崎(高橋克典)のある一言で、いつの間にか芽生えた政治家としての野心に火がついてしまう。

草なぎの打って変わった演技に、ツイッター上ではコメントがあふれた。「つよぽんの影のかかり方というか、目の光がなくなってくのこっわ! すっご!」「つよぽんの怒りの演技最高に最高」「怖い、怖い、怖い。つよぽん。怖い。そして最終回。どうなるのよ」「やばい 目がいってる 鷲津の目が怖すぎる なにこのつよぽんの演技力 怖すぎる」などと書き込まれた。

草なぎにとっては6年ぶりの連続ドラマ主演作で、ジャニーズ事務所退所後、初の民放連続ドラマ主演となる。「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾は、弱者による強き権力者への報復劇。命を懸けて20年間尽くしてきた政治家に裏切られた男が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに壮絶な報復を行う。