NHK放送センター(東京)のアナウンス室からNHK大阪放送局に4月1日付で着任する高瀬耕造アナウンサー(47)、小山径アナウンサー(46)が22日、大阪市の同局で会見した。兵庫県加古川市出身の高瀬アナは「28年ぶりの関西での生活になる。関西の魅力を全国に発信していきたい」と意気込みを語った。

高瀬アナは「NHKニュース7」のキャスターを担当するなど東京アナウンス室に15年間在籍。2月末で退局した武田真一アナ(55)がMCを務めていた「ニュースきん5時」(金曜午後5時)を担当する。

同番組はニュースだけでなく、キャスターが寸劇に出演するなど、視聴者との距離感が近い。「新しいことにもチャレンジしたい」と、これまでとは“キャラ変”する可能性もあるが、前向きに挑戦する。

14日にはNHKと日本テレビのコラボ企画、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」(火曜午後8時)に出演した高瀬アナは、トークテーマ「私が今どっぷりハマっていること」で、周囲からタレント・稲垣吾郎に似ていると言われることを告白。見た目を寄せていく「吾郎プロジェクト」を立ち上げたことを明かしていたが、大阪でも同プロジェクトを継続し、「ナニワ・五郎」になることを誓った。

関西での生活は初めてとなる新潟県出身の小山アナは嶋田ココアナウンサー(25)とともに「ほっと関西」(月~金曜午後6時)のキャスターを担当する。

「そのニュースが自分たちの生活にどう関係があるのかを共有することにこだわっていきたい。チームワークのいいWBC日本代表のように番組を作っていきたい」と語った。