米俳優ホアキン・フェニックス(48)主演の米映画「ジョーカー」(19年)の続編の撮影が、厳重な警備が敷かれるトランプ前米大統領のポルノ女優への口止め料支払い疑惑を巡る大陪審が行われている米ニューヨークのマンハッタン刑事裁判所近くで行われており、「架空の爆発」への警告が出されていることが分かった。

トランプ氏の起訴が近いとされることから、裁判所前には大勢の報道陣が集まっており、周辺では抗議デモや起訴された場合の混乱に備えて大勢の警察官も配備されている。そんな中、25日と26日には700人の抗議者を演じるエキストラとハーレイ・クイン演じるレディー・ガガも参加する大規模な撮影が敢行され、爆発シーンも予定されているという。複数のメディアが、真っ赤なジャケットとメイクでクインに扮するガガが抗議者の中を警察官に囲まれて歩く撮影の様子を伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)