俳優草なぎ剛(48)主演のフジテレビ系カンテレ制作の連続ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10時)の最終話の第11話が27日、放送された。同時間帯にはツイッターで「#罠の戦争」が6話連続9度目の世界トレンド1位でフィニッシュした。世界トレンドは第1話から1位、1位、1位、2位、2位、1位、1位、1位、1位、1位、1位となった。

今作は愛する家族を傷つけられた鷲津亨(わしづ・とおる)が主人公。議員秘書から代議士となり、知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、あしき政治家を失脚させる痛快なリベンジエンターテインメント。

鷲津を陥れるために怪文書をばらまいた犯人は眞人(杉野遥亮)だった。最終話の第11話でその動機が、亡くなった兄の陳情を鷲津が取り合わなかったことだと察した梨恵(小野花梨)は、眞人に当時の状況を説明。しかし眞人は、納得するどころか、秘書として尊敬できる先輩であり、ひそかに思いを寄せる梨恵が、真実を知りながら鷲津をかばっていたことにショックを受け、もう誰も信じられないと、ある場所へ向かう。

エンディングに近づくにつれて、権力に溺れかけていた鷲津の顔に変化が訪れる。草なぎの迫真の演技に、ツイッターは大いに沸いた。「よかったーーー最後のつよぽんいい顔してたーー」「ラストにつよぽんに戻って良かった!泣けた」「すごいドラマでした つよぽんの演技に圧倒された」「本当につよぽんが不思議な芝居をする。棒読みなのか?と思ったら、表情の豹変(ひょうへん)、差が激しすぎる。意図してるのか?いや彼の性格的にしてないんだろう。魅入ってしまう。いろいろな作品を観たいと思ってしまう不思議な魅力を沢山持つ。彼が本当に分からない。あっぱれすぎる」「続編ありそうな終わり方」などと書き込まれてた。

草なぎにとっては6年ぶりの連続ドラマ主演作で、ジャニーズ事務所退所後、初の民放連続ドラマ主演となる。「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾は、弱者による強き権力者への報復劇。命を懸けて20年間尽くしてきた政治家に裏切られた男が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに壮絶な報復を行う。