演歌歌手丘みどり(38)が31日、京セラドーム大阪で行われた、プロ野球阪神-DeNA戦の開幕セレモニーで「君が代」を独唱した。

黄色の着物姿の丘は一塁側から登場。ホームベースの後ろに立ち深くお辞儀をすると、センターバックスクリーンの方を見つめ「君が代」を独唱した。

満員の観客の前で歌唱した丘は「ここ京セラドームに来るのは初めてですけどすごく広いなと感じました」。

始球式を行ったのは、元タイガースの主砲のランディ・バース氏。

丘は「ずっと夢だったので、私自身初めて国歌を歌わせていただいたので緊張したのですが、うれしかったです。人前で国歌独唱するのは初めてです。関西に育って、家族もみんな阪神ファンだったので、そんな舞台で歌えて夢のようでした。(始球式の)バース選手とお写真を撮っていただきました」と感激した。

丘はこの日の着物について「阪神を意識して黄色の着物を選んできました」。阪神への期待には「甲子園で流れる『六甲おろし』の歌唱を担当して3年目。毎年思うのですが、今年こそ優勝という思いです」とし、期待の選手は「やっぱりWBC見てたので、湯浅選手と中野選手ですね」と話した。