吉本興業は1日、東京・新宿の「ルミネ the よしもと」で、創業110周年事業の締めくくりとして、「特別公演 お客様に感謝の日」を行った。出演した木村祐一(60)、COWCOW、ニューヨークが出番終わりに取材に応じ、思いを語った。

同公演は、ルミネ以外にも大阪・なんばグランド花月など、13劇場+1拠点で、全公演チケットが110円という値段設定で開催。

木村は「温かい明るいお客さんでした」と振り返りつつ「お客さんはたぶん『タダでええのに』って思ってはったと思います」と笑わせた。多くの芸人が出演していることから、持ち時間も細かく設定されていたといい「ワンステージ入魂でやらせていただきました」。

公演タイトルに絡めて「感謝したいこと」を問われると、「2月に(自分が)還暦やって、サプライズで妻と後輩たちが、店開けたら、40人くらいいて、フット(ボールアワー)の後藤(輝基)にベルサールの赤のガウン着せられて、(千原)ジュニアにマフラー巻かれて、(宮川)大輔に赤のめがねかけさせられて、朝青龍みたいになっていました。それが感謝ですね」と明かした。さらに「うれしいというか、涙ぐんでしまいましたね」と話した。