King&Prince高橋海人(24)とSixTONES森本慎太郎(25)主演の日本テレビ系連続ドラマ「だが、情熱はある」(日曜午後10時30分)の第2話が16日、放送され、平均世帯視聴率4・7%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・8%だった。第1話は平均世帯4・7%、個人2・8%だった。

高橋がお笑いコンビ、オードリー若林正恭役、森本が南海キャンディーズ山里亮太役を演じ、2人の半生を描く作品。極度に人見知りな超ネガティブの若林と、被害妄想と嫉妬に狂う山里。今や売れっ子の2人だが、幼い頃にねじ曲がった性格が確立され、いばらの道をもがき苦しみながら突き進んだ実話をもとにした青春サバイバルストーリーとなっている。

第2話では、オードリー・若林正恭(高橋海人)と南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)によるコンビの枠を超えたユニット「たりないふたり」。その解散ライブで2時間ぶっ通しの漫才を披露した後、若林が倒れた。救急車で病院へ運ばれる若林は、うわ言でなぜか父の名をつぶやく…。

時は22年前にさかのぼり、1999年。大学生の若林は、思い切って髪をアフロヘアにする。やりたいことが見つからないまま高校を卒業し、親の言う通りに大学の夜間学部に進学した若林。同級生はおじさんやおばちゃんばかりで、夜の学食に残っているのはうどんだけ。

来る日も来る日もうどんをすすり、他に楽しいことは何もない。変化を求めてアフロヘアにしたのだが、それが発端で父とのバトルが始まって…。一方の山里は、高校を卒業後、「大阪で芸人になる!」と意気込んで関西の大学に進学。実家を離れて寮生活を始めたが、大学と並行して通うつもりでいた吉本興業の芸人養成所「NSC」の願書は、いまだ出せないまま。

恋に遊びに学生生活が充実していることを言い訳にして、すっかり夢から逃げてしまっていた…。芸人になりたい。でもどうしていいか分からないし、自信もない。そんなふたりが激しい憤りをエネルギーに変え、ついに芸人への1歩を踏み出す。