昨年のM-1グランプリ覇者、ウエストランドらによる公演「VSウエストランドリターンズ M-1亡霊VS現役M-1戦士」が28日、大阪市内で行われた。1月から3月までABCテレビで放送された「VSウエストランド」のイベントで、ウエストランドらM-1現役戦士と、ギャロップらM-1亡霊が「いそべのゲームワールド」で対戦した。

現役組はウエストランドの河本太(39)井口浩之(39)の他、ロングコートダディの兎(34)、さや香・新山(31)とカベポスター。既に卒業した亡霊組にはギャロップ、スーパーマラドーナ、モンスターエンジン。両チームがまるむし商店の磯部(65)の用意した「バルーンでGO」「しりとりゼスチャー」「無理問答」などで争った。

結局、現役組が勝利し、亡霊は成仏できずとなったが、井口と河本は「楽しかった。勝ててよかった。磯部さんのゲームワールドを広げるため、次は東京でもやりたい」と手ごたえ。

昨年のM-1決勝でウエストランドと争った兎は「今はもう仲間。わだかまりはありません」とチームワークを強調。一方で新山は「(参加しなかったロングコートダディの)堂前さんと(さや香)石井は、ウエストランドに対して『この野郎!』と、まだ不満があるみたいです」と、とぼけていた。