岡田准一(42)と綾野剛(41)が10日、大阪・道頓堀川に浮かぶ船から沿道のファンに映画「最後まで行く」(19日公開、藤井道人監督)をPRした。

川沿いには約4000人ものファンが詰めかけた。その目の前に岡田らが乗った船が登場し、大歓声。「ひらパー兄さんでおま!」と岡田はCM出演している地元(大阪府枚方市)の遊園地にかけて挨拶した。さらに「大阪を代表して、東京で仕事しています! 今回は自信作ができたので、ぜひご覧になってください」と呼びかけた。

岡田と綾野は13年ぶりの映画共演。綾野は役者・岡田に心酔しており「胸を借りるつもりで撮影に臨みました。大阪は温かくて、愛情をすごく感じます!」と興奮気味に語った。

ひらパーと同映画がコラボしたポスターでも2人は共演している。「撮影現場で綾野君が『(ひらパーのポスターに)出たい』と笑顔で言ってくれて。スタッフに伝えたら『ウソでしょ?』と信じてもらえなかった。僕はひらパー兄さんやるために映画に出てるという説もありますが、否定はしません!」と岡田もご機嫌。

同映画は、次々と災難に襲われる刑事(岡田)と、その刑事を追うエリート監察官(綾野)を軸に、圧倒的なスピード感と緊張感で展開されるエンタメ作品。共演に広末涼子(42)杉本哲太(57)柄本明(74)ら。

船上からの締めのコメントで、岡田は「藤井監督のもと、いい時間を過ごせました。胸を張って『おもろい映画やで!』と言える作品です」とファンに訴えていた。