フジテレビが27日午後9時から、日本一を競う青春アカペラ甲子園「ハモネプ2023大学日本一決定戦! アカペラ青春フェスSP」を放送する。

アカペラは楽器を使わず声だけでハーモニーを奏でる。「ハモネプ」はネプチューンがMCを務めたバラエティー番組「力の限りゴーゴゴー!!」(1999~2002年)の人気企画から始まった。今回は、大学の名前をかけて戦う“大学対抗戦”を開催。大学生グループの中から厳選された12グループが“日本一”を目指して、夢のステージで最高のパフォーマンスを披露する。なお、審査基準はハーモニー、ボーカル、アレンジ、テクニック、リズムをそれぞれ100点で採点。合計500点満点で各ブロック最高得点のチームが決勝に進む。

MCはネプチューンの名倉潤と原田泰造と堀内健が務める。進行はチョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿、井上清華アナウンサーが担当。ゲストにはアインシュタインの稲田直樹と河井ゆずる、神田愛花、JO1の河野純喜と與那城奨、RAG FAIRの土屋礼央、Little Glee Monsterのかれん、MAYU、ミカ、アサヒ、結海、miyouを迎える。

観客が見守る中、最初に歌うグループは、神戸大「ふなで」。昨年大ヒットした人気ドラマ「silent」の主題歌であるOfficial髭男dismの「Subtitle」を美しいハーモニーで奏でる。見事に歌いきった「ふなで」の審査結果が発表されると、各基準で高得点を獲得。トップバッターで緊張感漂う中、予想を上回る高得点を残し、ハイレベルな幕開けとなる。

続くは、部員数300人以上という日本最大級を誇るアカペラサークルの同志社大から代表して、男性だけのグループ「エースナンバー」が登場。SMAPの「SHAKE」を歌った「エースナンバー」のハーモニーに、堀内は「さすが同志社!」と大絶賛。そして、同志社大が母校であるJO1の河野は「僕も同志社で…(アカペラサークルが)文化祭で頑張っている姿を見ていたので、まさか皆さんがこのステージで歌う姿を見られる日がくるなんて感慨深いです。めちゃめちゃカッコよかったです!」と大興奮だった。

今回の収録を終えて、ネプチューンの名倉は「お客さんもいて緊張感ある中でベストを尽くして歌っている大学生たちの姿を見て、すごく感動しました」とコメント。原田は「今まで以上にパワーアップしていて、今回は韓国から来た大学もいて、本当に大盛況だったと思います」と率直な気持ちを述べた。堀内は「スポーツ番組のような、一つの競技を見ているような気持ちになれると思います。大学対抗ということで“駅伝”みたいな感覚で、各大学を応援しながら、楽しく見てもらえるとうれしいです!」とメッセージを寄せた。そして、ゲストのJO1の河野は「めちゃめちゃ熱い戦いになっています。僕自身もたくさんの刺激をもらいました」と心境を明かした。與那城も「どこのグループも素晴らしくて、心を一つにして歌っている姿は本当に心打たれました」と熱い思いを語った。

◆出場グループ

【Aブロック】

神戸大「ふなで」:「Subtitle」(Official髭男dism)

同志社大「エースナンバー」:「SHAKE」(SMAP)

慶大「じゅぴたー。」:「可愛くてごめん feat.ちゅーたん(CV:早見沙織)」(HoneyWorks)

【Bブロック】

立命館大「ワンメイト」:「怪獣の花唄」(Vaundy)

大教大「れこおど倶楽部」:「踊り子」(Vaundy)

中央大学「ブギーウギー」:「花占い」(Vaundy)

【Cブロック】

立命館大「ハンドレッド」:「第ゼロ感」(10-FEET)

関西学院大「うたかるた」:「すずめの涙」(RADWIMPS)

広島大「ファンタジア」:「アンダー・ザ・シー」(リトル・マーメイド)

【Dブロック】

名城大「ドレミソ煮込みうどん」:「エジソン」(水曜日のカンパネラ)

韓国・延世(ヨンセ)大「チンチャ」:「真夜中のドア~Stay With Me」(松原みき)

上智大「栞紐」:「二人セゾン」(欅坂46)