俳優松山ケンイチ(38)が、本番中にまさかの挑戦をした。

27日、都内で行われた、映画「大名倒産」(6月23日公開、前田哲監督)完成披露試写会に出席。冒頭でまず、他の出席者同様に簡単なあいさつを済ませ、トークを振られるまで待機していた。MCから主演の神木隆之介(30)について問われると「すごく安心感がある。後、今ハマっているアニメを聞きますね。アニメの話を聞いたら間違いないので」と話した。

出演者や報道陣、観客らも特に違和感を感じないままトークは進んだ。中盤になり、MCから「今何か挑戦していることはあるか」と問われると、松山は「この質問あるなと思って舞台上でチャレンジしようと思っていたんですよ」と突然の告白。両隣にいた神木や浅野忠信(49)から「え? 何? 何?」と探られると「今ずっとやっているんですけど、(ステージに)出てきておじぎしてから、あのカメラのレンズを観るっていうね」と会場後方のテレビカメラを指さし、登場した時からずっと、同じテレビカメラを見続けていることを明かした。

まさかのチャレンジ告白に出席者や観客は騒然となり「めっちゃ後悔しているんですよ。お客さんの顔もキャストの顔も見れないから」と話して笑いを誘った。その後、19日に30歳の誕生日を迎えた神木のバースデーケーキがサプライズ登場するも見られず。トークしている佐藤浩市(62)からは「おい松山、聞いているのか!」といじられるなどして終始、苦笑いを浮かべた。

最後のフォトセッション時もチャレンジ中断せず、他の出演者が中央、上手、下手のカメラマンに視線を向ける中、自身だけは一点を見つめたまま。体だけ左右に傾けて、またも観客らの笑いを誘った。ステージから降りる時も、顔だけはカメラの方向に向けたまま降りて、チャレンジをやり切った。

その他に杉咲花(25)小手伸也(49)桜田通(31)前田哲監督らも出席。