60年代には故横山ノックさんらと「漫画トリオ」として活躍し、後にテレビ司会者として関西を中心に絶大な人気を誇った元タレント、上岡龍太郎(本名・小林龍太郎)さんが5月19日、大阪市内の病院で、肺がんと間質性肺炎のため亡くなった。81歳だった。

上岡さんの死去を受け、ツイッターでは瞬く間に「上岡龍太郎さん死去」が日本トレンド1位に上りつめた。他にも「ナイトスクープ」「初代局長」などの関連ワードもトレンド入りした。

上岡さんは1988年放送開始の朝日放送制作、視聴者参加型のバラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」の初代局長を務めた。ツイッターでは上岡さんの初代局長時代を懐かしむコメントであふれた。「『怒る』と『しかる』の違いを体現でき、ダンディーな外見にキレキレかつ優しさもある語り口が好きでした。初代局長の探偵ナイトスクープは懐かしいです。ご冥福をお祈りします」「初代局長の忖度(そんたく)なしの辛口コメントが好きでした。パペポTVも面白かった。収録見に行ったのが懐かしい」「局長、お疲れさまでした。本当にビデオが擦りきれるまで繰り返しパペポTVを見ていた頃が懐かしいです。今ごろテントさんと再会してるのかもね」「上岡さんも居なくなってしまった。あの世で大好きなノックさんとお会いしてるんかなぁ」などと書き込まれていた。