女優桜井ユキ(36)が主演を務めるカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ホスト相続しちゃいました」(火曜午後11時)の第8話が6日に放送される。

火曜午後11時開始の30分枠は「火ドラ★イレブン」と名付けられ、4月から新設された。桜井は民放連続ドラマ初主演で、広告代理店に務める主人公の本橋久美子を演じる。ある日、叔父からの遺言で突然歌舞伎町のホストクラブ「MAJEST」を相続することからストーリーは始まる。

本来は発想力豊かで奔放なのに、いつしか常識に縛られるようになった女性と、一見非常識なのに、実は芯があるイケメンホストたちの物語。「MAJEST」の3幹部である“社長”直樹は三浦翔平、“代表”MasatoはFANTASTICS八木勇征、“総支配人”如月武蔵はEXIT兼近大樹が演じる。

第8話では、久美子は「MAJEST」とこれまで以上に本気で向き合おうと覚悟し、会社を辞めた。エル(西山潤)が提案した「Caelum」との対決イベントを受けて立つことになった。歌舞伎町屈指といわれるホストグループの知名度を利用することで、「MAJEST」の名を広めようと考えた。

それは、広告業界のセオリーともいえ、久美子が長年の経験で培ったやり方。そして、対決に勝利するためには、さらなる広告の力が必要だと考えた久美子は、直樹やMasato、ルイ(鈴木ゆうか)たちを引き連れて、古巣である広告代理店へと乗り込む。いきいきとその場を仕切り、かつての上司・同僚たちにプレゼンする久美子…しかし、その様子を莉奈(志田彩良)が遠巻きに見ていた。

一方で、久美子自身も、「MAJEST」の、あるホストにスポットを当てた独自の戦略を考えていた。対決の勝敗は、超高額ボトルの売り上げ本数で決まるため、集客率はもちろん、太客の数が勝負の行方を左右するといっても過言ではない。手始めに、久美子はSNSでそのホストをバズらせようと考える。

また「MAJEST」の2大エース直樹とMasatoも、イベント当日に太客を店に集めるべく奔走。そんななか、久美子と直樹が幼なじみだと知ったMasatoは、2人の関係が気になってしまう。