結成16年以上の漫才師で争う「THE SECOND~漫才トーナメント~」で4強に進出した囲碁将棋が8日、都内で、吉本興業主催「THE SECOND LIVE~同争会~」に出演し、漫才を披露した。

囲碁将棋の文田大介(42)は言葉に丁寧さが足りないと単語に「ぽ」を挟んで、確実に笑いを取っていった。「あんこ」は「あんぽこ」、「金庫」は「きんぽこ」、「インコ」は「インポコ」、「泉ピン子」は「泉ピンポ子」などボケて、大爆笑を誘った。

その後は囲碁将棋が予選で倒したシャンプーハット、かもめんたるの3組でフリートークを行った。大会後、根建は所属劇場の大宮で優勝パレードならぬ“4強パレード”を開催したことを明かした。囲碁将棋の根建太一(42)は「駅前でまばらな人数を集めました」とボケか真実か分からない発言で場内を沸かせた。

大会1回戦では“涙の文田事件”が起こっていた。1回戦で囲碁将棋がシャンプーハットに勝った際、シャンプーハットの恋さんから声をかけられ、感激のあまり文田は泣いてしまった。恋さんは「(対戦が決まって)囲碁将棋のYouTubeを見てて、早く会いたかった。好きな後輩が勝ってうれしい」とあらためて、エールを送った。

2回戦で囲碁将棋は、かもめんたるが持ち時間の6分を大幅に超過したことによる減点で大勝した。かもめんたるの岩崎う大が「俺らのときは全然泣いてなかった」と文田にツッコミを入れると、文田は「正直、この点差では泣けなかった。勝った瞬間は踊る寸前だった」と本音を吐露した。

◆出演者 テンダラー、シャンプーハット、マシンガンズ(太田プロダクション)、ギャロップ、かもめんたる(サンミュージックプロダクション)、囲碁将棋、ガクテンソク、ラフ次元、ランジャタイ(グレープカンパニー)、MC:ゆにばーす川瀬

◆囲碁将棋(吉本興業 東京 所属)04年4月結成。文田大介(ふみた・だいすけ)1980年(昭55)6月20日生まれ、神奈川・茅ケ崎市出身。42歳。主にボケ担当、立ち位置は向かって左。根建太一(ねだて・たいち)1981年(昭56)3月23日生まれ、神奈川・横浜市出身。42歳。主にツッコミ担当、立ち位置は向かって右。