歌手で女優、作家の中江有里(49)が8日、音声プラットフォーム「Voicy」を更新。腎血管筋脂肪腫が破裂し、緊急手術を受けていたことを明かした。

中江は「実は入院しておりました。今はもう退院したんですけど、自宅静養中です」と、1週間程度入院していたことを報告。7月末に自宅で突然、激しい腹痛に襲われ、のたうち回るほどの激痛に動くことができず、「私このまま死んじゃうんじゃないか? って初めてそんなことを考えました」という。

少し痛みが和らいだタイミングで救急車を呼び、病院で検査を受けたところ腎臓にできていた良性の「腎血管筋脂肪腫」が破裂したのが激痛の原因だと判明。即手術を受け、それから3日間はベッドに寝たきり状態で「痛いしつらいし、かなり苦しかった。何もできない。ご飯も食べられない。食欲なんかとてもじゃないけど出てこない」と苦しんだ様子を振り返った。

その3日間は眠ることもままならず、30分程度の浅い眠りを繰り返していたという。その短い睡眠時には、虎党で知られる中江らしく“幻”の阪神戦の夢を見ていたのだそう。「ずっと見ていたのが野球の夢だったって、今振り返っても、自分が何なんだって感じなんですけど…」と笑いを交えて話した。

◆腎血管筋脂肪腫(じんけっかんきんしぼうしゅ) おもに腎臓にできる腫瘍。腎臓の中に血管と筋肉と脂肪の塊ができる腫瘍で、できてもすぐには症状があらわれず、腎臓機能にも影響が出ないなど良性の腫瘍だが、大きくなるという特徴があり、3~4センチを超えたり、破裂すると出血や痛みを伴う。