日本テレビ系「24時間テレビ46」の放送が26日、始まり、ヒロミ(58)がチャリティーランナーとしてマラソンに挑戦すると発表された。本人の希望で単独ランナーでは17年ブルゾンちえみ以来の当日発表。「おじさんたちの代表選手として」走行距離は多くのランナーが走った100キロから“023(おじさん)”キロ多い102・3キロに設定。同日午後8時12分にスタートし、27日夜までの放送時間内でのゴールを目指す。

番組中に岩田絵里奈アナウンサーのかけ声で幕が開いて登場。笑みを浮かべながら手を振った。どよめきに包まれる中、かっこよく登場したヒロミだが、当日発表となったことについて「別にそんなに隠したいというわけではないんですけど、とりあえず恥ずかしさがあって。本当に申し訳ございません」と照れ笑いを浮かべた。

番組で流れたVTRでは6月上旬から極秘に練習を開始し、最長で38キロを走破したことなどが明かされた。家族報告の映像では妻の松本伊代や息子らは「何でパパ?」と驚いた。松本は「(ヒロミは)思ったよりきついと言ってます。生活も変わってきていて、朝起きて走ったり。練習に行って帰ってきたあとはピリピリしています」と語った。

40歳からトライアスロンに取り組むなど普段から体を動かしている。それでも「トライアスロンでは10キロしか走ってないから」と謙遜し「このチャレンジをやったあとにどう思うのか自分の中で確認したい。視聴者の方がどう思うのかはわからないけど、おじさんたちの代表選手として、とりあえず俺やってみます」。

スタートにはヒロミを慕う芸人らが多く駆けつけ、アビコタツヤのピストルが号砲に。「誰が来るかちょっと期待してたけど、ガヤじゃねぇかよ」と言い放っていたが走り出してすぐに振り返って手を振り、“愛と本気のおじさんマラソン”が始まった。

同番組のマラソンはコロナ禍で一時期は単独マラソンが休止されていた。昨年にEXITの兼近大樹が約5年ぶりの単独ランナーを務め、100キロを走りきっていた。

番組ではスタート前からランナーの素性に迫るヒントが明かされ、足は27センチでシューズはクッション性の高い商品が人気のフランスブランド「HOKA ONE ONE」であることが発表されていた。

 

◆ヒロミ アラカルト

▼生まれ 1965年(昭40)2月13日、東京・八王子市生まれ。

▼デビュー 86年、スペシャルとしてデビット伊東、ミスターちんとお笑いトリオB21結成。90年ゴールデンアロー賞芸能新人賞。

▼家族 93年に番組の共演がきっかけで松本伊代(58)と結婚。その後、2人の男児に恵まれる。長男の小園凌央(27、りょお)は俳優。

▼多趣味 トライアスロン、釣り、登山、リフォーム、スカイダイビング、カーレース、ゴルフ、サーフィン、スノーボードなど。 肉体(15年当時) 175センチ、68キロ。血液型A。 現在の出演番組 日本テレビ系「有吉ゼミ」、TBS系「東大王」、日本テレビ系「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」など。

▼八王子愛 11月に開催されるイベント「八王子魂」は「八王子で音楽やお笑いを織り交ぜたエンターテインメントフェスを!」という思いのもと、「八王子を盛り上げる会」が立ち上げた。八王子市出身のヒロミがアンバサダーを務め、KICK THE CAN CREW、FUNKY MONKEY BΛBY'Sも参加する。

▼YouTube 「Hiromi factory チャンネル」は登録者数126万人で、お笑い、家族、DIY、ライフスタイル、趣味などを扱っている。