テレビ東京の大江麻理子キャスターが20日、X(旧ツイッター)を更新。フェイスブックなどで自身の名前を騙(かた)った詐欺広告が横行している状況に憤り、注意を呼びかけた。

大江キャスターは「本当に本当に困っています。InstagramやFacebookで、私の名前を騙った詐欺広告が横行しています」と言及し、「何度削除依頼をしてもまた出てきます」と、一向に改善されない状況に困惑。「メタ社に取材しようかと思っています」と、運営会社への取材を検討しているとした上で、「とにかく、テレ東以外が出している私の名前での広告は全て詐欺です。ご注意ください」と呼びかけた。

昨今、米IT大手Meta社が運営するFacebookやインスタグラム上で著名人の肖像や名前を不正利用した偽アカウントによる詐欺広告が横行し、問題となっている。

ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏は8月、自身のX(旧ツイッター)で「FacebookやInstagram上で、僕の写真や名前が広告として不正利用されている件ですが、何度要請しても改善されないため、弁護士を通して本日Meta社に内容証明を送りました」と報告。その上で「彼らにとっては、小さなことなのかもしれませんが、僕にとっては信用を失いかねない死活問題ですし、なによりこうした詐欺広告に騙される被害者がこれ以上増えないよう、早急な改善を要請します。この問題を社会問題化して、より多くの人に知ってもらい、SNS上での詐欺を少しでも減らすために、皆様もRT(リポスト)での拡散にご協力ください」と呼びかけていた。