衣類通販大手ZOZOの創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(48)が13日、X(旧ツイッター)を更新。新会社設立発表を予告した。

具体的なプロジェクトは明かさず「ZOZO社を辞めて約4年半。新しい会社を作ってまた動き出します。すでに社名も決めて登記申請済み。来週には発表できるかな」とつづった。

一般アカウントから「やっぱりまた会社作るんですね。遊んで暮らせるのに、やっぱり会社作って働く方が楽しいですか?」と問われると「まだやり残したことがあるので。今回は必ずそれを実現させます!」と返信。前澤氏の他の投稿に対しても「長い間待っていました! ワクワクを始動させましょう!」「非常に楽しみです。社名早く知りたいですね」などと書き込まれていた。

衣料品通販大手ZOZO19年9月、ヤフーの株式公開買い付け(TOB)に応じて傘下に入ると発表した。同日、ZOZO社長を辞任した前澤氏は1998年の創業から21年がたち、安定した経営への転換が必要な中、ワンマン、トップダウンで経営を進めた限界もあったと認めた。

◆前澤友作(まえざわ・ゆうさく)1975年(昭50)11月22日、千葉県生まれ。93年早実高在学中にバンド結成。活動の傍ら98年にスタートトゥデイを設立。07年マザーズ、12年東証1部に上場。今年米誌フォーブスは資産19億ドル(約2090億円、日本人22位)と推定。17年米国人画家ジャン・ミシェル・バスキアの作品を100億円以上で落札。19年1月ツイッターでの総額1億円の「お年玉キャンペーン」も話題に。