歌手田原俊彦(63)が28日、都内で「超十代-ULTRA TEENS FES TOKYO」に出演した。会場を埋めた10代の前で、1988年(昭63)のヒット曲「抱きしめてTONIGHT」を歌った。

出演後、取材に応じた田原は「ちょっとギックリ腰だったけど、1曲だけだから汗をかく前に終わった。あんなに声援のないステージは初めて」と苦笑い。自身の10代を聞かれると「もう44年くらい前だけど、とにかく忙しかった」と、ジャニーズ(現SMILE-UP.)のスーパーアイドル時代を振り返りつつ「“超60代”もいるんだよ、ということを届けられたと思う。10代は何をやっても楽しい。希望を持って夢に向かってほしい。怖がらずにチャレンジして、青春を満喫して頑張ってほしい」とエールを送った。

通訳を務めていた水原一平氏(39)の違法賭博問題に関連して、ドジャース大谷翔平投手(29)について聞かれると、田原は「松本君? 第1回口頭弁論は4分で終わったらしいね」と、性加害を報じた週刊文春を名誉毀損(きそん)で訴えた裁判が行われた、ダウンタウン松本人志(60)をいじった。

そして、大谷については「寝耳に水だったろうね。会見の一部しか見てないけど、モチベーションを下げずに結果を出してほしい。僕も経理のことは把握してないけど、信頼していた人に裏切られるとつらい。自分も気を付けたい」と話した。