肺がん治療に専念するため、今年1月に活動休止を発表した演歌歌手山川豊(65)が4日、静岡・沼津市の「2024 諸口神社祭典 歌謡ショー」で仕事に復帰した。

昨年12月19日以来、107日ぶりのステージだった。イベントはSBSラジオの公開収録を兼ねて行われた。

山川は昨年12月に肺がんの診断を受け、今年1月に活動の休止を発表した。所属事務所によると、治療には遺伝子に合った分子標的薬を使用することができ、1日1錠の薬を服用。副作用が軽くすみ、治療の効果によってがんが小さくなった。医師からも「歌った方がいい」と“お墨付き”をもらったという。治療を続けながらの歌手活動になるが「30分くらい歌うのは全く問題なし。ただ、1人で2時間歌うような歌謡ショーはやってみないと分からない」としている。

11日には愛知県芸術劇場で行われるジョイントコンサート「令和にっぽん! 演歌の夢まつり 2024」に出演する。