タレント今田耕司(58)が、13日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜午前11時55分)に出演。お笑い芸人にとっての「顔ファン」の存在について考えを語った。

この日の番組では、和牛や尼神インター、ハイツ友の会と、人気コンビが相次いで解散を発表したことについて取り上げた。

中でも、ハイツ友の会の西野(31)が、X(旧ツイッター)で解散を報告した際、ファンに女性が多かったことに触れつつ「女性の皆さんありがとうございました。本当に“お笑い”が好きな男性もありがとうございました」とつづっていた。このことから、SNS上では、ネタではなく容姿にひかれて応援する「顔ファン」の男性に悩まされていたのでは、との臆測が飛んでいることを紹介した。

ここから、ネタ以外の要素を応援するファンの存在についての話題に。今田は「20代の時は、『キャー』って言われたら何でかしらんけど、抵抗ありましたもんね。お笑いやのに、アイドルじゃないのに…みたいな」と振り返り、若手芸人が抵抗感を抱くことに理解を示す。

しかし「この年になったら、『キャー』が欲しくて欲しくて…。場所によっては、俺なんかでも出たら『キャー』ってなる。もう口角が上がって…恥ずかしいぐらい。もううれしくて仕方ない」と笑わせた。

これに、コットン西村真二(39)は、「僕らも若い頃、20代の頃って若い女の子が(ファンに)ついてくれたんですけど、きょんが女装をするだけで『カワイイ~』って聞こえちゃってくるんです。これが邪魔になったりとか…」と、ネタを披露する上で支障をきたしたことを振り返る。

さらに「漫才でいうと、センターマイクに『どうもー』って出てきて、導入部分をしゃべっただけで『あっ、今日はあのネタだ』とかやっちゃう…という人が一定数いらっしゃる。好きがいき過ぎて、ちょっと迷惑になる行為にもつながりかねないのかな…」と、若手芸人の悩みにもなりうることを指摘していた。