米国のニューヨーク近代美術館(MoMA)は13日までに、6月6日の初日から10日までの158日間で、実写邦画歴代2位の興行収入(興収)170億円を突破した「国宝」(李相日監督)を上映すると発表した。

同美術館の映画部門が、主要スタジオの公開作品や世界のトップ映画祭を精査し、過去12カ月間に製作された影響力のある革新的な映画の中から、時代を超えて愛されるであろう作品を厳選した、毎年恒例の企画「The Contenders」の一環。12月20日午後1時(現地時間)に上映される。

MoMAは公式サイトの紹介ページに、李相日監督(51)と脚本の奥寺佐渡子氏(59)主演の吉沢亮(31)をはじめ横浜流星(29)高畑充希(33)寺島しのぶ(52)の名を列挙。日本語で上映し、英語字幕を付けると上映形態を説明。「The Contenders」については「受賞候補作からカルト的人気作まで、これらの作品はどれも歴史的に重要な作品であり、真の映画ファンなら誰もが劇場で見たいと思うでしょう」と説明した。会員チケットは12月6日、一般チケットは同13日から、ぞれぞれ発売される。

「国宝」は、13日に発表された第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、株式会社石原音楽出版社協賛)のノミネートで最多の7部門で11ノミネートされた。作品賞、石原裕次郎賞、監督賞、吉沢の主演男優賞を筆頭に、助演男優賞に横浜、田中泯(80)永瀬正敏(59)、助演女優賞に寺島、瀧内公美(36)森七菜(24)、新人賞には黒川想矢(15)が、それぞれノミネートされている。