歌手のLiSA(38)が5日、東京国際フォーラムで全国ホールツアー「LiVE is Smile Always~PATCH WALK~」東京公演最終日を迎えた。
ソロデビュー15周年の始まりを彩るように、3年半ぶりのフルアルバム発売や国内外のツアー開催決定を発表し、約5000人のファンを沸かせた。2日間で約1万人を動員。勢いよく、景気よく、アニバーサリーイヤーが幕を開けた。
ショッキングピンクの髪がきらめいた。主役の登場の合図に、会場には大歓声が沸き上がった。LISAが「東京ーーー!楽しむ準備は良い?」とシャウトすると、観客も大声援で一発回答。「あけましておめでとうございます!」と新年のあいさつもそこそこに「今年初っぱなから楽しむ準備は良い? ここにいる、み~んなで最高に楽しんでいきましょう!」。パワフルな歌声で、上昇する会場のボルテージを勢いに乗せた。
時にアットホームな空気感で会場をあおり、昨年のNHK紅白歌合戦でも歌唱した「残酷な夜に輝け」ではフル尺の6分半を力強い歌声で歌唱。迫力と引力ある歌声で、会場の空気を掌握した。
同所でのステージには約15年ぶり。ソロデビュー前に立ったステージに、今は1人。15年の時間を重ね、紅白歌合戦出場を4回経験し、人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌を多数担当。国内外から支持を得る歌姫になった。これまでの足跡を振り返り「あのステージも、今日のこのステージも、あなたにつないでもらって15周年に向かう新しい1歩を迎えられています」。変わらず輝くペンライトの海に、改めて深く感謝した。
夢はまだまだ続く。「幸福を作る天才かもな~」と切り出すと、新アルバム「LACE UP」(4月15日)の発売、国内とアジアの複数都市をまわるツアー「LiVE is Smile Always~15~」の開催や衣装の展覧会などを続々と発表。「わくわくするでしょ?2026年よろしくお願いします!」。15周年の1歩目。ライブ中、観客に投げかけながら自分に言い聞かせるように叫んだ。「うま年です!“ウマ”く行くっしょ、全部!」。【望月千草】
◆「LiVE is Smile Always~15~」 国内は東京・日本武道館(4月17、18日)兵庫・神戸ワールド記念ホール(同28、29日)愛知・日本ガイシホール(5月19、20日)。国外は6月から8月にかけて台北、香港、韓国・ソウルなどで開催。



