中村勘九郎(44)中村七之助(42)中村鶴松(30)が「猿若祭二月大歌舞伎」(2月1~26日、東京・歌舞伎座)の取材会を行った。初代勘三郎が1624年(寛永元)に、初めて江戸で「猿若座(後の中村座)」として歌舞伎興行を打ったことに由来している。
節目ごとに開催されてきたが、今回は3年連続での開催。勘九郎は「吉例になりつつある。将来も吉例で猿若祭が続けられるよう、これからもどんどん努力しなければいけない。今回も本当に魅力的な演目がそろいました」と話した。
また、同興行で鶴松が初代舞鶴(まいづる)を襲名する。18代目中村勘三郎さんに見いだされ部屋子になり、研さんを積んできた。勘九郎は「鶴松が初代舞鶴の名前を襲名させていただくのもうれしい」と話し、昼の部「弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい) 猿若座芝居前」の劇中で、舞鶴を披露するとした。勘九郎は「そうそうたるメンバーの中でご披露ができるというのも、彼にとってもとても励みになると思います」などと話した。。
七之助は鶴松について「ちっちゃい時から戦友というか、いろんなことも話し合ったりして歩んできた仲間。今までいろんなことがあったでしょうけれども、一生懸命歌舞伎のことを考えて、お客さまのことを考えてやった結果が、この幹部昇進、そして舞鶴襲名という形になったと思います」と話した。七之助は「上にいる父(=18代目中村勘三郎さん)も喜んでいる」と言うと、鶴松も「今でも天国から手助けをしてくれているんだろうなという感覚です」と感謝を語った。



