黒川想矢(16)堀越麗禾(14)がこのほど、都内で、仏のアニメ映画「ARCO/アルコ」(4月24日公開、ウーゴ・ビアンブニュ監督)吹き替え版公開アフレコイベントに出席した。

同作は、気候変動が進んだ近未来を舞台に、時を超えて空から降ってきた少年と、荒廃した世界で生きる少女の出会いと冒険を描いている。黒川は未来から不時着した少年アルコ、堀越は10歳の少女イリスの声を担当する。

ムービーカメラ12台の中での公開アフレコとなったが、アフレコの素晴らしさに監督が聞き入っていまい、予定よりも長めとなる“ハプニング”も。それでも黒川は「たださえ人が多くて緊張してるのに、アフレコでもっと緊張して」、堀越も「すごく緊張しました」という。

この日、山里亮太(48)も参加。「ご一緒してもらうのは初めてでしたが、2人がこんな素晴らしいなんて…」と驚嘆。山里は2人より先に収録しており、「この状態を知っていたらプレッシャーで録れなかった」とし、「このやりにくい環境で、このパーフェクトぶり。ちょっとすごいものを見たなって感じました」と称賛した。

共にアニメ映画初主演。堀越は「お話をいただいた時はすごく緊張しましたし、不安いっぱいでした」というが、「黒川さんと一緒ということで大丈夫なのかな…」とした。

一方黒川は「僕もものすごい心配だったけど、それよりも楽しみがあって」とし、「フランス語版がめちゃくちゃくちゃ面白くて、それを僕たちで演じさせていただけるんだと思って、めちゃくちゃうれしくて、収録も楽しかった」と明かした。

2人の掛け合いもある。黒川は「テンポが決まっている中での掛け合いが、自分の中ではちょっと難しかった」と振り返った。堀越も「テンポが速くて。その中での会話は難しかった」とした。

声優の難しさについて、黒川は「マイクとの距離で演技をしちゃいがち」とし、「映像の中ではもっと広い空間が広がっていて、その距離感を自分の中で意識するのをすぐに忘れちゃった」と告白。堀越は「声だけで体も何も使わずに相手に思いを届かせる、そういう表現はすごく難しいなと思いました」と語った。

堀越は「人間の温かい感情が描かれているので、ぜひ劇場まで足を運んで見ていただければいいなと思います」。黒川も「見た後にきっと未来を想像したくなる、温かくてすてきな映画だと思います。ぜひ劇場でご覧ください」と呼びかけた。